株式会社スリーシェイク(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:吉田 拓真、以下スリーシェイク)は、当社エンジニア4名が翻訳を担当した『Kubernetesで実践する Platform Engineering』が翔泳社より2025年2月19日に発売されることをお知らせします。
本書は、Kubernetesにおけるプラットフォームエンジニアリングを体系的に解説した決定版と言える書籍です。
翔泳社サイト:https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798188379
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4798188379
■書籍紹介
<概要>
Kubernetesの可能性を最大限に引き出す、プラットフォームエンジニアリングの決定版!
本書は『Platform Engineering on Kubernetes』の翻訳書です。
本書はKubernetesにおけるプラットフォームエンジニアリングを体系的に解説した決定版と言える書籍です。本書の解説はKubernetes上のプラットフォームの台頭から始まり、クラウドネイティブアプリケーションの課題、サービスおよび実行環境パイプライン、マルチクラウドインフラストラクチャー、そしてプラットフォームの構築および組織の成熟度に応じた進化に至るまで、幅広いトピックをカバーしています。さらにプラットフォームの測定方法についても解説しており、理論と実践のバランスが取れた構成となっています。
- プラットフォームエンジニアリングとは
プラットフォームエンジニアリングは開発チームが本来の価値創造に集中できるよう、開発基盤の構築と進化を担う分野として近年IT業界で注目を集めています。DevOpsの概念から発展したこの取り組みはアプリケーションの構築、テスト、デプロイを効率的に行うためのプラットフォームを提供することで、開発者の生産性向上とソフトウェアデリバリーの加速を実現します。 - 本書で扱うトピック
・CrossplaneによるKubernetesネイティブなプロビジョニング
・DaprとOpenFeatureを活用したアプリケーションアーキテクチャー
・Knative ServingとArgo Rolloutsによるリリース戦略
・CloudEvents、CDEvents、Keptn Lifecycle Toolkitによるプラットフォームの評価
<日本語版では補章を新しく執筆>
日本の読者の皆さまにより深い理解と実践的な知識を提供するため、日本語版では、翻訳メンバーが補章「クラウドネイティブ技術とマイクロサービスアーキテクチャーのつながり」を執筆しました。この追加の章では、プラットフォームエンジニアリングの実践において重要な役割を果たすクラウドネイティブ技術とマイクロサービスアーキテクチャーの関係性について、図表を豊富に用いながら掘り下げています。これにより、Kubernetesを基盤としたプラットフォームエンジニアリングをより広い技術的文脈の中で理解し、実践的な応用力を高める一助となれば幸いです。
<こんな方におすすめ>
- Kubernetesの運用やインフラ構築に携わり、プラットフォームエンジニアリングへの発展を目指している方
- クラウドネイティブ環境における開発者体験の向上に関心があり、包括的な基盤作りを検討している方
- Kubernetes環境に限らず、効率的な開発基盤の構築・運用に興味のあるエンジニア
<書籍情報>
タイトル:Kubernetesで実践する Platform Engineering
原著者:Mauricio Salatino
翻訳者:株式会社スリーシェイク 元内 柊也、木曽 和則、戸澤 涼、長谷川 広樹
出版社:翔泳社
発売日:2025年02月19日(予約受付中)
予定仕様:B5変・528ページ
予定価格:4,620円(本体4,200円+税10%)
ISBN:9784798188379
翔泳社サイト:https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798188379
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4798188379
<目次>
第1章 Kubernetes上のプラットフォーム
第2章 クラウドネイティブアプリケーションの課題
第3章 サービスパイプライン:クラウドネイティブアプリケーションの構築
第4章 実行環境パイプライン:クラウドネイティブアプリケーションのデプロイ
第5章 マルチクラウド(アプリケーション)インフラストラクチャー
第6章 Kubernetes上にプラットフォームを構築しよう
第7章 プラットフォーム機能 I:共有アプリケーションの懸念事項
第8章 プラットフォーム機能 II:チームによる実験を可能にする
第9章 プラットフォームの測定
補章 クラウドネイティブ技術とマイクロサービスアーキテクチャーのつながり
■著者紹介
Mauricio Salatino
Diagrid社でオープンソースソフトウェアエンジニアとして働いている。現在、Dapr OSSコントリビューターであり、Knative Steering Committeeのメンバーである。Diagridで働く前は、Red HatやVMwareなどの企業でクラウドネイティブ開発者向けのツールを10年間構築してきた。開発者向けのツールを書いたり、クラウドネイティブ分野のオープンソースプロジェクトに貢献したりしていないときは、私的なブログであるSalaboy (.Open Source Knowledge)やLearnK8sを通じてKubernetesとクラウドネイティブを発信している。
■翻訳者紹介
株式会社スリーシェイク Sreake事業部 エンジニア
元内 柊也(もとうち しゅうや、@nwiizo)
インフラエンジニアとしてホスティングサービスの開発、運用を経て、現在は株式会社スリーシェイクにてソフトウェアエンジニアとして勤務。Webシステムの歴史、運用、開発について興味があり、SREのような信頼性の観点からのプラクティスや運用技術をプロダクトに落とし込めるように日夜開発を行っている。nwiizo という名前でインターネットでは生きている。
木曽 和則(きそ かずのり)
SIerやスタートアップ企業にてアプリケーション開発やインフラ設計・構築に従事した後、スリーシェイクに入社。入社後、規模・業界問わず、数々の企業に対してAWS、Google Cloud、Kubernetesを活用した技術支援を経験している。
戸澤 涼(とざわ りょう)
AWS / Google Cloud領域でKubernetesを活用したい顧客に対して、SREとして技術支援を行っている。クラウドネイティブやKubernetesをテーマに社内外での登壇経験あり。CNCF Projects へのコントリビューションを時たま実施している。
長谷川 広樹(はせがわ ひろき、@Hiroki__IT)
大学院でデータサイエンス分野の研究(R langによる統計解析)に取り組んだ後、WebアプリのSWEとしてキャリアをスタート。SWEチームで、ドメイン駆動設計によるアプリ開発などに携わる。さらにSREチームで、CI / CD・IaC・クラウド・監視などを経験。その後、株式会社スリーシェイクに入社。現在は大規模組織にて、マイクロサービスアーキテクチャーなプロダクトのSREチームやプロダクト横断のプラットフォームチームに参画中。これらのチームでは、サービスメッシュ・CI / CD・IaC・クラウド・オブザーバビリティーなどの領域に従事している。
【本件に関するお問い合わせ先】
本件に関するお問い合わせや翻訳者への取材のご依頼は、下記までお願いします。
株式会社スリーシェイク Sreake事業部 蔵本
TEL:03-4500-7378
E-Mail:sreake-sales@3-shake.com
【株式会社スリーシェイク】
スリーシェイクは、ITインフラ領域の技術力に強みをもつテクノロジーカンパニーです。2015年の創業から提供しているSREコンサルティング事業「Sreake(スリーク)」では、AWS/Google Cloud/Kubernetesに精通したプロフェッショナルが技術戦略から設計・開発・運用を一貫してサポートしています。またSRE領域で培ったノウハウをベースに、2020年4月にクラウド型データ連携ツール「Reckoner(レコナー)」を提供開始し、ビジネス分析やマーケティングへのビックデータ活用を簡易に実現可能としました。以後、フリーランスエンジニア特化型人材紹介サービス「Relance(リランス)」やセキュリティサービス「Securify(セキュリファイ)」を提供開始し、DX時代における技術戦略設計からセキュアなアプリケーション開発、データ活用までを一貫提供可能な体制を進めています。
会社名 :株式会社スリーシェイク
代表者 :代表取締役社長 吉田 拓真
所在地 :東京都新宿区大京町22-1 グランファースト新宿御苑
事業内容 :SRE特化型コンサルティング事業「Sreake(スリーク)」運営( https://sreake.com/ )
セキュリティサービス「Securify(セキュリファイ)」開発・運営 ( https://www.securify.jp/ )
クラウド型データ連携ツール「Reckoner(レコナー)」開発・運営 ( https://reckoner.io/ )
フリーランスエンジニア特化型人材紹介サービス「Relance(リランス)」運営 ( https://relance.jp/ )
会社HP :https://3-shake.com/