【株式会社Stand.fm】Sreake技術支援サービスでセキュリティ強化を実現 | 活用事例

2022.2.7

  • 決済システム移行時にセキュリティ強化目的で技術支援サービスを利用
  • 迅速なレスポンスで、スピード感ある開発を止めずに移行を完了
  • Google Cloudリセラーとしても競争力ある提案でコスト低減に貢献
会社名株式会社stand.fm
本社住所東京都渋谷区渋谷2-6-4 テイルウインド青山5階
代表取締役 共同代表中川 綾太郎
河合 真吾
従業員数30名 (2021年12月現在)
主な事業誰でもかんたんに配信できる、音声配信プラットホーム「stand.fm」の運営・開発
ご支援提供時期2021年7月~

インタビュー(2021年12月実施)

ビジネス成長とセキュリティ強化のため技術支援を依頼

貴社とサービス概要についてお教えください

当社は、誰でもかんたんに配信できる、音声配信プラットフォームである「stand.fm」の運営・開発を行っています。

stand.fmアプリ画面

stand.fmは、スマートフォンのアプリを利用し、直感的な操作で誰でも自分の番組を持つことができるサービスです。また、毎日更新される多様なコンテンツは、通勤・通学、運動中、寝る前など音声コンテンツをいつでも好きなタイミングで聴くことができます。

アプリ運営・開発においては、誰にとっても使いやすいUX、フラットで話しやすい雰囲気、そしてブランディングを重視しています。これらが支持された結果、他の音声配信プラットフォームと比べて圧倒的な配信者数を誇るに至りました。

当社の技術支援前にはどのような課題がありましたか

stand.fmは、配信者に対して収益化をサポートするプログラムを提供しており、そのひとつとしてチャンネルを応援してくれるメンバー向けの「メンバーシップ機能」があります。視聴者がメンバーシップに登録する際にお支払い頂いた金額は、手数料を差し引いたのちに配信者にお支払いしています。

stand.fmメンバーシップチャンネルについて

視聴者がお支払いを行う際に用いる決済機能は、これまでは独自で開発していましたが、2021年下半期に決済代行サービスへの移行が決まっていました。このため、当社が配信者の個人情報や決済情報を有することはなくなりますが、連携部分のセキュリティを担保する必要が生じました。

決済代行サービス利用を決定した当時、stand.fmのお客様に対して必ず安心・安全なシステムを提供しなければならないと考えておりました。

当社エンジニアの技術力は非常に高いのですが、エンジニアが考える設計や開発方針、セキュリティ課題に対する対処について、エキスパートに確認しながら進めることが望ましいと考え、外部から技術支援を受けることにしました。

スリーシェイクは、当社のニーズに合った柔軟な技術支援を提案してくれました 

技術支援を受ける会社の選定はどのように行いましたか

はじめに、複数の会社さんにお声がけしました。我々が必要とする技術支援は、「当社のエンジニアが考える対策や方向性を共有した上で、進め方に間違いがないか、さらによい進め方がないか」を短時間で確認したいというものでした。

具体的には、決済代行サービスの利用に関する支援、バックエンドやインフラ、DB周りに関する支援がメインとなります。

スリーシェイクさんに技術支援を正式に依頼した決め手は、当社が想定に最も近い柔軟な形で技術支援をご提供いただける点です。加えて、コスト的な優位性もありました。

stand.fmが利用するクラウド基盤はGoogle Cloudです。スリーシェイクさんには、技術支援に加えてGoogle Cloud決済代行も組み合わせた、価格的に競争力のある提案を頂いたことも大きかったです。このため、当社が支払うトータル費用を削減できました。

2021年7月から、スリーシェイクさんに技術支援サービスならびGoogle Cloud決済代行サービスをご提供頂き、現在に至っています。

技術力が非常に高く、圧倒的に回答が早い

実際に技術支援を受けた印象はいかがですか

実際の技術支援を担当頂いたスリーシェイクの手塚さん、寺岡さんの技術力の高さには驚かされました。

具体的には、決済代行サービス利用時の処理やデータの受け渡しや、Google CloudやMongoDBに関する多数の問い合わせに対してクリアに回答いただきました。

技術面で大きく信頼できる支援があったため、当社エンジニアの立てた開発方針が正しいかを確認でき、セキュリティ面の不安なく開発をすすめることができました。また、当社エンジニアが考える開発指針を修正頂くこともありました。

ご支援頂いた結果、設計面におけるセキュリティリスクを回避できました。

各サービス開発元から公式サポートを受けなかった理由は何ですか

Google CloudまたはMongoDBから公式サポートを受けた場合と、スリーシェイクさんからサポートを受けた場合の最大の違いはレスポンスタイムです。

以前に公式サポートを利用した際のスピード感は、「問い合わせ後24時間以内に回答がくる」というレベルでした。これに対してスリーシェイクさんの場合は、「Slackで問い合わせを行うと、数十分で回答が来る」という圧倒的なスピード感でした。このため、迅速な開発を行いながら、必要事項を短時間で確認し、開発を継続できました。

今後も高い技術力を生かした支援に期待

当社への期待・今後の展望についてお教えください

高い技術力を生かして、当社の決済システム移行に関するご支援を頂き感謝しております。振り返ってみても「こうした点を改善してほしい」という点はありません。

stand.fmは多くの配信者・視聴者の支持を得ていますが、さらに大きく成長していきたいと考えております。そのためには、現在利用していない技術を用いた設計も必要になります。そうした新技術ならび高い技術力が求められる場面での、技術支援を引き続きお願いいたします。


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