会社名 | キャディ株式会社 |
本社住所 | 東京都台東区蔵前1-4-1 |
代表取締役 | 加藤 勇志郎 |
主な事業 | 加工品製造サービス、図面データ活用クラウドの提供 |
従業員数 | 516名(2022年7月現在) |
ご支援提供時期 | 2021年10月~ |
キャディ x スリーシェイク 対談
今回は、「技術支援サービスを提供する」スリーシェイクと、「技術支援サービスを利用して、インフラ強化を行う」キャディ様の対談形式でお届けします。
実際に当社サービスを利用される企業様が、どのような課題を持ち、その課題解決のためにどのように当社技術支援サービスを活用しているかご紹介いたします。
高度な技術的知見により、課題解決を加速させたかった
ー当社のSRE技術支援サービス「Sreake」をご利用いただき、ありがとうございます。早速ですが、貴社の概要についてお教えください。 |
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(キャディ山田様) 現在当社は2つのサービスを提供しています。 1つめは、「受発注サービス CADDi」です。 全国のパートナー加工会社を集約し、板金・切削・製缶・樹脂類などの各種加工品を製造・提供しています。独自開発の原価計算・最適発注・生産管理システムを用いて、QCD (Quality [品質]、Cost [コスト]、Delivery [納期])の最適化、およびキャパシティの拡張・変動化に対応しています。 当社が提供する2つめのサービスは、「図面データ活用クラウド CADDi DRAWER」です。 製造業における最重要データである図面を軸に、製造業のサプライチェーンDXの実現を支援するクラウドシステムです。画像解析などの独自アルゴリズム(特許出願中)で実現した「類似図面検索」機能などにより、図面データを資産として活用可能にし、担当者を非生産的な業務から解放します。また間接コストの削減やナレッジ共有等の効果を期待できます。 |
Google Cloud運用の知見と、質問への丁寧な回答が選定の決め手
ーお問合わせの経緯と、選定において重視したポイントを教えてください。 | ||
(キャディ山田様) やらなければいけないことに対して手が足りていないことや、運用面における課題を解決するために、新たなメンバーが必要でした。そこで、スリーシェイクさんにご連絡をさせていただきました。 |
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(キャディ飯迫様) 重視したポイントとしては、我々はGoogle Cloudを利用しているので、Google Cloudの運用知見が豊富であることが必要でした。 |
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(キャディ山田様) また、「組織のスケールを加速させるための、SREやインフラの高度な知見が欲しい」という点と、「IAM (Identity and Access Management) の運用見直しに関してサポートいただきたい」という点も重要でした。 |
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ー当社の提案については、いかがでしたか。 |
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(キャディ山田様) 初回打合せ前に、当社から技術的な懸念事項や今後強化したいポイントをお送りしたのですが、スリーシェイクさんから非常に丁寧な回答をいただき、とても良い印象を持ちました。Google CloudやSREについても、丁寧にサポートしていただけそうだなと感じました。 |
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(スリーシェイク金子) ありがとうございます。 初回は、Sreake事業部の部長である手塚が対応させていただき、いただいた内容についての回答は、私も含めSreake事業部全体で準備いたしました。 |
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ー技術支援にあたり、どのような関わり方・進行をしましたか? |
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(スリーシェイク金子) プラットフォームチームに参加させていただく、という入り方でした。OKRを達成するという活動を行いつつ、SRE のアプローチで課題解決を提案する、という進め方をしています。 |
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(キャディ山田様) プロダクトとは離れた部分で、開発組織全体に対するアプローチも多数行っていただきました。 |
最も価値を感じたのは、チームの一員として信頼して仕事をお任せできること
ーキャディさんはSREについてはどのようなアプローチを行っていますか |
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(キャディ飯迫様) 当社ではSRE専門の部署はありませんが、プラットフォームチームがSREのプラクティスを導入するアプローチを行っています。 また、各プロダクトの開発チーム内に1人、「Embedded SRE」の役割を持つ開発者がいます。Embedded SREはプロダクト開発と並行して、プロダクトの信頼性に関する責任を持つと同時に、プラットフォームチームの施策を開発チーム内に広げる役割を担っています。こうしたプラットフォームチームとEmbedded SREの連携により全体の最適化を目指しています。 |
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ーSRE浸透のために、どのようなアプローチを行いましたか |
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(スリーシェイク金子) また、以前に私が支援した企業様は「SREの組織」があり、「専任のSRE」が配属されている、といった役割が明確な組織でした。しかし、キャディさんのプラットフォームチームは SRE プラクティスを利用して戦略的に「技術課題を解く」ことを目的としたチームだったので、個人的には興味深かったです。プラットフォームチームから組織に対して、どのようにSRE プラクティスを浸透させていけるのかという点を考えるのは楽しく、やりがいを感じながら支援に取り組んでいます。 |
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ー当社のSRE支援ではどのような成果がありましたか |
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(キャディ飯迫様) ただ、金子さんに携わっていただいた運用の高度化周りでは、ミドルウェアのバージョン更新を行いやすくなったことや、IAMが整理されたことで新しいエンジニアが入社した際の権限付与作業が簡略化されるなど、目に見えて改善しています。 |
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(キャディ山田様) また金子さんには、SREの土台作りの取り組みも進めていただきました。SLOの設計支援もその一つです。その結果、プラットフォームチームとしてのSLI、SLOを定めることができました。 |
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(スリーシェイク金子) |
IAM の再設計により、トイルを削減
ーIAMの部分では、どのようなご支援を行いましたか。 | ||
(キャディ飯迫様) |
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(スリーシェイク金子) |
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(キャディ山田様) |
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(スリーシェイク金子) |
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(キャディ山田様) |
広い領域での多くのナレッジが、より高度な仕組みづくりをしたい企業の助けに
ースリーシェイクのSRE技術支援サービス「Sreake」は、どのような企業におすすめできますか。 |
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(キャディ飯迫様) 我々のようにプラットフォームチームやSREチームを立ち上げたい企業だけでなく、より高度な仕組みづくりをしていきたい企業の助けになっていただけると思います。 |
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(キャディ山田様) そのため、現状のやり方に疑問を持っている企業、より高度にしたい企業、現状に壁を感じているような企業におすすめできます。これ以上スケールするにはどのようにすればよいか、さらに改善するにはどうすればよいか、こうした悩みを持つ企業に対して、非常に高いレベルでサポートいただけると思います。 |